2010年11月27日のツイート
@prisonerofroad: "Andrés, López-Salido, and Nelson (2004)の考え方であれば、長期金利が短期金利の予想経路以上に低下することを通じて、経済活動を活発化させる。"
2010-11-27 23:56:53 via web
@prisonerofroad: "マネタリーベースを供給すると、Kiyotaki and Moore (2001)の考え方に基づけば、経済に存在する流動性の量を変化させることによって流動性制約を緩めるため、流動性プレミアムの低下が期待され、貯蓄主体から投資主体への資金移動が変化し、投資を活発化させる。"
2010-11-27 23:56:12 via web
@prisonerofroad: "また、長期債を購入することによって流動性を失うコストに加え、長期債を取引する際に生じる取引コストも、金利の期間構造にプレミアムを乗せているとの考え方もある(Andrés, López-Salido, and Nelson (2004))。"
2010-11-27 23:54:28 via web
@prisonerofroad: "すなわち、いつでも使用できるマネーと、一度に一部しか流動化できない債券あるいは資本とでは、流動性にそもそも質的な差異があるので、その交換によって民間の流動性を増やすとする考え方(Yates (2003))である。"
2010-11-27 23:53:36 via web
@prisonerofroad: "第 2 は、金融資産間の不完全代替性を流動性プレミアムという観点から理論化した考え方である。"
2010-11-27 23:52:46 via web
@prisonerofroad: "こうしたプレミアムの低下が株価(トービンのq)の変化を通じて設備投資に影響を及ぼしたり、資産効果を通じて消費に影響すると考えられている。"
2010-11-27 23:51:50 via web
@prisonerofroad: "この解釈では、資産市場における価格変化の背後で経済ファンダメンタルズの何が変化するかが考察されていないので、プレミアムの変化する部分は特定されない。"
2010-11-27 23:51:26 via web
@prisonerofroad: 第 1 は、ポートフォリオ・リバランスは、マネタリーベースの供給が様々な金融資産の需給を変化させ、その価格を上昇させる(プレミアムを低下させる)メカニズムを通じて働くとの考え方である(Meltzer (1995, 1999,2001))。
2010-11-27 23:49:13 via web
@prisonerofroad: "ポートフォリオ・リバランスが具体的に不完全代替資産の利回りのうちプレミアムのどの部分に影響を与え得るかについては、2 つの考え方がある。"
2010-11-27 23:47:34 via web
@prisonerofroad: "しかし、短期金利がゼロ%になっても、マネタリーベースと不完全代替の金融資産は数多く存在するので、マネタリーベースと不完全代替資産の価格を上昇させれば、ゼロ金利下でも金融緩和効果が生まれる、との考え方がある(McCallum (2000, 2003)等)。"
2010-11-27 23:46:16 via web
@prisonerofroad: "これに対し、民間の効用・予算制約に関する仮定を緩めると、ポートフォリオ・リバランス効果の発生する余地が生じる。それでも中央銀行がマネタリーベースをゼロ金利下でほぼ完全代替の関係にある短期国債を購入して供給するだけなら効果は見込めない。"
2010-11-27 23:44:14 via web
@prisonerofroad: "しかも、民間の効用が金融資産価格の変動リスクに依存しない以上、マネタリーベースと不完全代替の関係にある民間保有金融資産の一部をマネタリーベースに置き換えて金利変動リスクを低下させても、民間はポートフォリオの調整を行わないことになる。"
2010-11-27 23:41:15 via web
@prisonerofroad: "この考え方に基づけば、短期金利がゼロの地点で幾らマネタリーベースを増やしてもポートフォリオ・リバランスは原則として生じない。"
2010-11-27 23:40:22 via web
@prisonerofroad: "つまり、金利がゼロ%になると、実質マネーを追加的に幾ら供給しても民間の効用に影響を与えないと考える。"
2010-11-27 23:39:35 via web
@prisonerofroad: "?の前提を支持する考え方(Eggertsson and Woodford (2003))では、実質マネー残高がある閾値(飽和点)を超えると、金利がゼロとなり、マネー供給による流動性サービスから得られる限界効用はゼロとなると考えている。"
2010-11-27 23:39:05 via web
@prisonerofroad: "?現時点でのマネタリーベースの増加やオペによる供給手段の多様化は、将来の金融財政政策に関する民間の予想に影響を与えない、という2つの前提が必要である。"
2010-11-27 23:36:52 via web
@prisonerofroad: "この命題が成立するためには、?民間の効用は金融資産の価格が変動するリスクには依存しない、言い換えれば資産ポートフォリオからの利得には依存しないことと、"
2010-11-27 23:36:21 via web
@prisonerofroad: "無効性命題とは、一定の前提の下、「ゼロ金利下では、マネタリーベースの増加とその供給手段の多様化(中央銀行がどのような資産を購入してマネタリーベースを供給するか)は、経済の均衡に影響を及ぼさない」という命題である。"
2010-11-27 23:35:04 via web
@prisonerofroad: 鵜飼さんのサーベイ(2006)にEW2003の無効性命題について軽く解説があった。 URL
2010-11-27 23:32:51 via web
@prisonerofroad: サムナーの「保守派への公開書簡」に挑戦中。英語力がしょぼくてサクサク進まない。今日はもう寝る。
2010-11-27 23:16:50 via web
@prisonerofroad: @rrr53 あ、リプライどうもです。ブログ主の @kendochorai さんにもご感想を伝えて差し上げて下さい。 (^_^)
2010-11-27 20:11:53 via Tween to @rrr53
@prisonerofroad: .@koteihandle さんの「なぜリフレ派が現れたのか」をお気に入りにしました。 URL
@prisonerofroad: [economic_policy][小幡績]デフレ期待で円高がどんどん進んじゃえば中小企業だって壊滅するわな。 / 小幡績氏の「リフレ派の終焉」の怪 - keiseisaiminの日記 URL
@prisonerofroad: まあ、有権者1億人とすると、支持率1%でも100万人の信者がいるということだから、ちょっとは気分が楽になるだろう。
@prisonerofroad: [FRB][monetary policy]Good job. ベックワースのエントリも参照 URL / 米BEIからみるQE2の効果 - keiseisaiminの日記 URL
@prisonerofroad: [DeLong]ジョン・テイラー対ジョン・テイラー / John Taylor vs. John Taylor - Grasping Reality with Both Hands URL
@prisonerofroad: [伝説虚塵イケオン]相変わらずTFPとかいうアホがコメ欄で粘着してるな。どこの工作員だ? / 続・池尾和人氏のリフレ派転向? - keiseisaiminの日記 URL
@prisonerofroad: [economics][himaginary][ロゴフ]ふむ。 / 歴史も大事、数学も大事 - himaginaryの日記 URL
@prisonerofroad: [おもしろい]ww / タブーな経済書 - Economics Lovers Live URL